ゆるい感じのやつで

違いの解らない男の、自転車とかブルベとかの日記的な備忘録

2017BRM415枚方600Km③

「早く家に帰りたい」

「二度とこんなとこ走りたくない」

暗闇はネガティブな考えが浮かんできます。

たまに「未知の道!イェァ!」とか小声で言う勇気も与えてくれます。

城之崎温泉を越えて天橋立に到着するも真っ暗でどこがなんなのか解らないww

霧も出てきてるしで初めてが満載です。

 

夜間の人里離れた山奥でも装備してたVOLT1600の一番弱いやつ一灯でも全く問題ない明るさです。Hiモードは使う場所がかなり限定されます(>_<)

以前、夜中の斜度10%くらいの峠のくだりでHiモードを使いましたが、笑いが出るほど明るく安心ですww

難点は重さからくるブラケットの保持力不足とボタンがどんどん硬くなることくらいかな(>_<)

 

霧の中をぼちぼち進んで、コンビニで休憩。

どうも気分が悪く吐き気がする…サイコンを見ると約340km…

自分の体質的に340kmあたりで内臓がやられます。

次のPCは仮眠所付の有人PC。距離は残り30kmぐらい。

どこかで野宿かな?

いや、一気に行ってゆっくり寝るか…でも、仮眠所に寝るスペースはあるのか?

色々考えますが、考えても進まないので、とりあえずコンビニを出て走ります。

補給食の甘ったるい味も固形物も胃が受け付けにくくなってきたので、ウィダーインゼリーを流し込みながら走ります。

少し進んだら、道の駅舞鶴港とれとれセンターなる施設が!!

何か大きいし駐車場も広い・・・

しかも商品を置いてたっぽい棚もある・・・

寝床、GETだぜ!

雨具を着込んでサバイバルシートに包まって目を閉じます。

風を防ぐ場所も無く1時間くらいで寒くて震えながらおきました(- -;)

ただ、休憩するだけでも体がすごい楽になります。

「次のPCまではもちそうやし、とりあえず行くか」と雨具とサバイバルシートを無理やり突っ込んでると、棚の影で他の人が風を避けて仮眠してる姿を発見。

経験値の差はこういうところで出るのかと勉強になりました。

 

 

2:50頃

374km地点 PC4 若狭本郷到着

先客がいましたが、幸いにも仮眠するスペースあり、横になります。

残り200kmちょっと、長めの休憩を取る事にしてアラームを4:30にセット。

仮眠所の奥からは大きないびきが聞こえます…

「うるさい」とは思わず、「みんな疲れてるんやなぁ…」と何故かしんみりしてましたww

 

体が緊張しているのかアラームの鳴る前に目が覚めます。

でも外に出たくないのでスタッフの方の厚意に甘えて、置いていたプリングルスを一人で完食しコーラを流し込み再出発(^q^)

かなり図々しい奴…

自分が出る時には仮眠所はキツキツでさながら野戦病院の様でした…

後で聞いたら18畳の部屋に20人ほど寝ていたとか…

でも、風が防げて何かに襲撃される心配が無い環境と言うのはかなり重要ですね。

サイクルイベントにしてはエクストリームが過ぎる気がしないでもないですが…w

外に出ると自転車も山ほどあります。

その中に見たことのあるアルミのデローザを発見。

知り合いの無事も確認できたので、ひと安心(^^)

すぐ横のコンビにで目覚めのホットコーヒーを飲み一息。

日の出まではまだ時間がありますが、霧の中を次のPCの敦賀に向かい出発。

ひたすら向かい風+直線の田んぼの間を延々と進みます…

もう同じ景色はこりごりだよう(:ω;)

朝日が昇ってからは体力もある程度戻っていたので、無理せず進みます。

途中のコンビニで朝ごはん休憩。

朝食を取っていたもう一人のライダーと談笑ししばらく同行します。

 

8:00頃

434Km地点 PC5サークルK敦賀山泉店到着

胃の調子も回復していたので、食べれるだけ食べます。

気づけば、残り200kmを切っている状態に少し感動。

残り14時間で170km…事故さえなければ後は琵琶湖沿いにゆるく走れば…

と考えると更に元気が出てきます。

 

次回くらいで最後にしたいなあww

 

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