11速Wレバーに魅せられて
正月感まっさかりの1月3日和歌山まで走ってきました。
ルートは大阪市内のとあるご飯屋さんのグループライドルートをこっそり拝借(笑)
自宅から天王寺までと、天王寺から基本海沿いの平坦路の約100km。
帰りは2017年オダックス近畿主催の和歌山200kmの半分をトレース。
自分がタバコを辞めるきっかけにもなった因縁のブルベコースです(笑)
新年初ライドの目的はダブルレバーの使用感を確かめることと…
お守り購入です(笑)
自転車が書いてるお守り+東照宮の徳川家康パワーで、つけるだけで巡航速度爆上がり間違いなしのパーツです(気持ちの面で)。
この微妙に歪んだ階段をSPDシューズで歩くのはスリリングでした(笑)
(横にはゆるい坂もあります)
和歌山城で撮影
今回は小さめのサドルバッグに輪行袋のみ。
フレームバッグは補給食等を適量の200kmブルベの練習的な装備です。
ダブルレバーはエネシクロの11s対応レバー。
ブレーキはダイアコンペのDC204QCです。
200kmの道のりは8割が向かい風で1割が雨。
1割が吹雪と言うとんでもない道のりでした。
新年初ライドで吹雪の中山を上って下りました。
紀州東照宮で引いたおみくじは大吉だたんですがね。
只者じゃない大吉です(笑)
ブレーキ DC204QC
ダイアコンペのブレーキレバーです。
STI-6800との比較ですが…
むっちゃくちゃたわみます(笑)
効かない事は無いですが、かなりソフトなタッチになります。
STIレバーを選ばない時点でその辺文句言うつもりも無いですが。
構造もシンプルでレバーの戻りもワイヤーの引っ張りだけです。
ドロップハンドル上部とブラケットを水平にするセッティングだと、
レバーがかなり遠くに行きます。
丸ハンでレバーと下ハンを水平に揃えるセッティングがしっくりきます。
しかし、一番の特徴は見た目。
一切ケーブルを巻き込んでいないハンドルとブレーキワイヤーのアーチは美しいです。
11速対応ダブルレバー
11速であっても変速自体は問題ないです。
確実に変速回数は減りますが(笑)
変速がシビアと言うのも、そこまで神経質にならなくても良い様な気がするレベル。
一番のメリットは、ほぼ必要の無い変速調整。
それもそのはず、フリクションタイプはリアディレイラーの可動範囲を無段階に動かせます。
ワイヤーの伸びとリアディレイラー調整から開放されます。
変速は自分のさじ加減。
なので、一気に軽くすると勢い良くスプロケを飛び越えてチェーンが外れます。
登りで大暴れするチェーン。
変な音をたてながらスポークに体当たりするディレイラー。
結果、インナーギアにする事が怖くなり気合で頑張るはめに。
追い討ちをかけるように、ダブルレバーが緩んでくると勝手にギアが上がるマゾ仕様。
ダブルレバーの洗礼を受けました(’・ω・`)
そんなことより、自分の中で一番の問題は
下りの惰性を使い切れないこと。
下りでスピードが乗った時にギアをトップ側に持っていく時、
隣を車が通っている下り坂で片手を離してレバーをガチャガチャするのは慣れが必要です。
なので、下りの速度があまり活かせない、楽が出来ない状態が一番きつかったです。
個人的なダブルレバーのまとめ
ダブルレバーのダイレクト感とシフトが決まった時。
ダブルレバーでの変速は変速を楽しむことができます。
ダブルレバーを使い続ける人の気持ちも解ります。
まったりサイクリング等ではとても良いですが…
「少しでも早く」という気持ちがあるなら、11速Wレバーはおすすめできません。
当たり前ですがね(笑)
自分はブルベに参加させてもらってるので、スピードとか気にしてないと思ったんですが、再確認できました。
Wレバーにするなら、11速は出来無い事は無いレベルで快適ではないですね…。
でも、見た目と変速の楽しさ はSTIには無い楽しさですね~
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