ゆるい感じのやつで

違いの解らない男の、自転車とかブルベとかの日記的な備忘録

2018BRM414近畿300km枚方③

前回のあらすじ

「後半は追い風」その言葉を信じて、向かい風の中、淡路島を半周するも、案の定「後半も向かい風」。

そして、雨+パンクのトラブルに。

今回初投入のクイックショット(と書いて救世主と呼ぶ)に助けられ、嵐の迫る淡路島からの脱出を試みる(?)300kmブルベの色々です。

 ↓前回の日記です↓

 

クイックショットのおかげで応急処置もできて、雨の中リスタート。

一度パンクしたので、必要以上に路面状況に注意しながら進みます。

とりあえず、16時前には岩屋港に到着。

次の便まで40分ほどあるので休憩です。 

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写真は岩屋港併設の土産物屋です。

なんとも昭和の空気がプンプンです。

雨+向かい風で予想以上に疲労が溜まっていたようで、何か食べようとしても食欲が沸かず。とりあえず、惣菜のスパゲティを購入。

冷えっ冷えの惣菜で、雨に濡れた身体がキンキンに冷えます。

室内なのに震えが止まらず、オニオンスープ(90円)を購入。

目の前でおばちゃんが粉末スープを紙コップに入れて、湯を入れるシステム(笑)

身体を温めて休憩していると、隣のお爺ちゃんが「この袋、めげてもたわ!」と言ってました。

「めげる」って「破れる」の関西弁なんですね。関西人なのに知らなかったです。

 

明石行きの船が到着したので、淡路島を脱出です。

船の上で他のランドヌールの話を聞いていると、淡路島で雨合羽を購入した方も。

雨具の現地調達という手があったとは。

 

明石に到着すると雨も小降りで、近くのコンビニで雨合羽(ズボン)を購入。

そのままだとチェーンに裾が巻き込まれそうなのでビニテで巻き巻き。

ハサミが無いのでチェーンリングでテープをカット(笑)

曇天の中PCを目指してスタートです。

 

復路はゆるい上り坂を小雨の中進みます。

32hの手組み+後輪が2~3気圧と言う鬼の鉄下駄仕様のため、登りがきつい…。

 

18:50頃 255km地点

PC4 ファミリーマート神鉄谷上駅前店到着

雨は小康状態…といっても、普通の雨です。

大雨じゃないというだけで、普通の人は傘を指すレベルです。

胃腸があまり優れないため、羊羹とホットコーヒーで一服。

ここからは雨の中を枚方まで走ります。

残り50kmくらいなので、事故に気をつけ出発。

今回のブルベのメイン「嵐の迫る淡路島からの脱出」に次ぐイベントが待っていました。

雨降る夜の蓬莱峡ダウンヒル

視界も悪いし後輪ブヨブヨで、ブレーキングが怖い怖い。

ブレーキの力を一度緩めると、いきなり効かなくなることもあり、常に1~2割の力でブレーキを握りながら下ります。

 

蓬莱峡を無事に下りきり、宝塚を越え池田市あたりに。

この時点で残り20kmくらいですが雨は本降りになってました。

300km行ってないのにまさかの吐き気が…

えづきながら池田市を進み、暖かい飲み物で身体を温め、少しでも糖分が摂れればとホットミルクティーを購入し、自販機横で休憩。

吐き気も収まったので枚方に向かい出発です。

 

淀川沿いに出て、ゴールの枚方市が見えてきて雨も強くなってきました。

何故かテンションが上がり雨の中全力スプリント!

もがけばもがくほど押し寄せる吐き気!

一瞬意識が飛びかけましたが、サイコンに反射したライトで意識が戻りました(笑)

ブルベ・公道は安全第一です。マネしないように(笑)

 

22:30頃 309.1km地点

ゴール

 

当初の17時間台のゴールも適わず、後半は雨に打たれてと散々なブルベでした…

今回学んだ事は、栄養補給の大事さでした

BCAAとか補給食とかを適宜補給して、無理せず進む事が大事なんでしょうね。

雨は意外に体力の消耗が激しいみたいで、胃腸がやられる前に補給を心がけましょうと__〆(・ω・)

あと、ドロヨケですが…

どうせずぶ濡れになるし、フレームに水入りまくるしで、雨合羽着てたら一緒な気がしてきた…('・ω・`)

 

ここからは予断ですが、このブルベで地味にキツかった場所が帰宅ルートでした。

300km完走で気が抜けすぎて、うっかり冷えたポカリを飲んでしまい、再び身体がキンッキンに冷えた状態に(笑)

家までの数キロを輪行するか真剣に悩むハメに。

ずぶ濡れなんで家まで何とか自転車で帰りましたが、何回か意識が飛びかけました(笑)

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