ゆるい感じのやつで

違いの解らない男の、自転車とかブルベとかの日記的な備忘録

11速手組みホイールのインプレ③

手組みホイールシリーズ第三弾です。

インターネット全盛の現代、予算の限られたアマチュアローディはパーツを買う前に色々なインプレを検索しがちです。

実際に使った人の率直なインプレから、提灯持ちなインプレ記事、これは期待できそうですね!で終わる意味の解らないサイトetc…

「人の感想よりも自分がどう思うか~」とは言いますが、気になるものは気になります。

 

 最近ネットで「11速手組みホイール」で検索してると、たまたまだと思いますが、まぁまぁ上位に出てくる自分のブログ(゜゜;)

いつも尻切れとんぼな当ブログ的にもそんな上位にくると思ってなかったので、これくらいは自分の基準でしっかり書いとこうかなと。

※ 例によって例のごとく、個人の感想です。素人の呟き程度だと思ってください。

とりあえず結論から

アシンメトリーリムじゃなくても使えます。

技術屋さん、職人さんから見れば、テンション差とか色々あるみたいですが、乗ったら正直わかりません。

 

多分、上の文章で大体気になることは書けたと思います(笑)

まぁまぁ長文になってるんで、暇な方はどうぞ。

 

アシンメトリーリムについて 

「11速時代になってアシンメトリーリムで後輪を組まないとスポークのテンション差がひどくて~」という話が広がっています。

実際に組んでみると、数値上はテンション差がかなりあるみたいです。

数値上というのが、厄介だと思います。

技術屋・職人目線で考えると数値に差が出ているので「乗れても走らないホイールだから使いものにならない」みたいな感じになりそうです。

…確か2019年のパリブレストパリの日本人上位クラスの1人がオープンプロの手組みホイールで完走したとSNSで見た記憶があります。

オープンプロは新旧ともにアシンメトリーリムではなかった様な気がします。

聞き間違い、見間違いで無いとすると、4年に1回のブルベの祭典と言われるパリブレストパリの1,200kmの道のりを日本人上位クラスで走り抜けれたホイールは「テンション差が酷くて、とてもじゃないがまともに走れない手組みホイール」みたいですね(`∀´)

少し嫌らしい言い方をしてしまいましたが、要は作り手と乗り手で見てるものが違うんでしょう。

作り手からすれば、数値に差がでている以上は無視できないですからね。

乗り手からしても、事前にそういう情報があれば信じてしまいますし。

「前シリーズより転がり抵抗が5%低減しているので伸びが違う!」とか「リムテープの重量差○g軽量化で走りが軽やかに!」みたいな違いが解る人なら、左右のテンション差の違いが解るかもですが(`∀´)

 

リム重量の差

 

個人的に感じたリム重量の違いです。

ちなみにスポークは前後32hです。組み方は…まああれです(笑)

 

・リム重量410g(KINRIN XR-19W リムハイト21mm)

 踏み出しはとても軽い!

 回せば回すほどスルスル進む!

 惰性ではあまり進まない。

 ダンシングで踏み込むとフニャっと感がある

 すぐリムが振れる

 ⇒マリオカートSFC)で例えるとノコノコみたいなホイール?

  脚を回し続けないと進まないホイール。重量級ローディには少し厳しい…

 

・リム重量450g(HplusSON archetype リムハイト25mm)

 踏み出しは普通

 回しても踏んでもダンシングでもしっかり進む

 惰性でかなーり進む

 リムも振れないし、見た目がかっこいい(笑)

 ⇒マリカーで例えるとマリオ的なホイール

  ずべてが標準かそれ以上で優等生。

  逆にピーキー感が無いので刺激は少なめ(笑)

 

・リム重量610g(HplusSON SUPER LITE RIM リムハイト42mm)

 まずスーパーライトとは何なのか。

 踏み出しから巡航に至るまで、脚がゴリゴリ削られていく。

 乳酸の溜まり具合をリアルタイムで体感できます(笑)

 一度スピードに乗ると全然スピードが落ちない。

 剛性の塊だからなのか登りはクソしんどいけど、リム重量程の重さを感じず、下りも安心して下れる、不思議。 

 初めて乗った時の感想は「クッパみたい!」でした(笑)

 ⇒そもそも需要があるのかわからないホイール(笑)

  話のネタには困らなさそう

 

自分が使ってるホイールは、完組みのノバテックも含めて全部リムはシンメトリーですが、楽しくやってます。

 

そういえば手組みホイールは首折れスポークだから、少スポークで組むとテンションがかかり、すぐにスポークが折れると聞きます。

曰く完組みホイールの、完組みホイールたる所以がストレートプルスポークでガチガチに組んで少スポークなところだとか。

「手組み(首折れスポーク)で少スポークなんて…軽量級ローディなら使えるけど、とてもじゃないが使えたものじゃ~」

「使えたところでスポークがバキバキと~」

らしいです。

 

自分の持ってる完組みのノバテックジェットフライ(リムハイト32mm)の後輪は24hの首折れスポークですが…(`∀´;)

 

何でもかんでも鵜呑みにするのではなく、話半分くらいがちょうど良いのかもしれませんね。

もちろんこのブログも話半分で。

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