ロマンと実用性のせめぎあい
日本では緊急事態宣言が解除されましたね。
緊急~解除でコロナウイルスが「了解!お疲れさまでした!」とどこかに行くわけも無く、これからも世の中はゴチャゴチャしそうですが、ボチボチやってこうかなと思います。
4月5月開催予定のブルベも中止になったので、セッティング、ポジションを見直すという理由でパーツを買って散財する機会と思い、色々と見直しをしました。
コンセプトは「ロマンの追求」笑
変更点はステムの変更と、ハンドル径も31.8から25.4に変更しました。
ハンドル径の変更は地味に重要なのです。
31.8mm、いわゆる現行の規格と旧規格ではパーツの互換性にかなり差があります。
レックマウント等のマウント系がポン付けで対応できるものが限られます。
31.8から25.4への変更は機能性では一切メリットが無いでしょう。
何故変更したのか。理由はシンプルです。
カッコイイから!
ニットーのUI-12ステムはオープンクランプで、31.8mmのハンドルが使えます。
スレッドステムで機能性を考えたら、ほぼ一択です。
でも、UI-12は溶接跡とボルトの突起がよく言えば武骨、悪く言えば…美しくない…
オーダークロモリフレームで1インチスレッドステムと言う令和の時代では、考えられない構成を活かすには機能性を捨てるしかない(笑)
機能性を捨てたおかげで、美しさを手に入れました(笑)
ニットーのNPⅡステムとニットー×フェアウェザーのM174AAハンドルです。
ステムは調子に乗ってNJS(競輪で使える)パーツです。
ステムを110mmから100mmに変更してハンドルのリーチも大幅に見直したので、ハンドルがググッと近くに来ました。
30mmは近くなったんじゃなかろうか…
ハンドリングは、体感で変化はありませんが(笑)
以前、知り合いの方が言ってましたが「アスリート気質の人はロードバイクを”機材”としてシビアに判断する人が多いけど、ロングライド好きは”相棒”のように扱うことがあある(笑)」といっていました。
剛性や互換性等はフルカーボンフレームやステム一体型ハンドル、油圧ディスクブレーキ・電動変速には敵いませんが、性能では語りつくせない何かを感じてしまうのです。
…われながら天邪鬼(笑)