BRM921近畿600神戸①
9月は400kmと600kmのブルベを走りました。
今回は37時間30分で完走できました!
2年ぶりのSRと、クロモリ+手組ホイールで初のSR獲得です(^^)
タイム的には今までより少し遅いくらいですが、4時間程ホテルで仮眠を取ることができたので、睡眠の面では1番充実した600kmでした。
今回の600kmで学んだこと
・結束バンドは最低でも2本必須。
・補給は大事
・アンパンと羊羹ばっかりは正直きつい。
・ラムネが補給食としてかなりいける。
・ホテルを使ったドロップバッグと仮眠最高!
・斜度1~2%で400m近く登る恐怖
今回は序盤でetrexのマウントがお亡くなりになられたので、結束バンドに本当に助けられました…
装備とか
・サドルバッグ
雨具兼防寒具のモンベルストームクルーザー
・フレームバッグ
空気入れ
替えチューブ×2
クイックショット(パンク修理剤)×2
・トップチューブバッグ
一口羊羹
ガーミンetrex用乾電池
モバイルバッテリー
2ボトル+ダウンチューブに普段の工具類をセット
キレイにパッキングすれば、バッグ類をフル装備する必要は無いと思いますが、満身創痍の状態でもう一度カチッとパッキングできる気がしないので、雑に突っ込めるようにしています。
スタート地点 HATなぎさ公園
今回のブルベはコロナ渦でブルベを開催するための新しい規定のN2BRM対応のブルベです。
NBRMはざっくり言うと、集団にならないように指定の日時で自由にスタートできるというものです。
雨ブルベを回避できるし、仮眠場所(夜中に走る場所)をある程度コントロールできるメリットもありますが、最悪、全工程をソロで走るという修行感マシマシブルベになる可能性もあるという新ルールです。
自分は午前3時スタートを選択。
仮眠予定の400km先の鳥取に日付が変わる頃に到着し、明け方にリスタートする予定です。
スタート地点に集まると、主催の方に何名かランドナーが集まっていました。
ソロライドじゃなくてよかった…(´・ω・`)
とりあえず、出走時間になったので、スタートします。
神戸の三ノ宮の海側から山側に向け走ります。
すると10kmも行かない間に再度(ふたたび)山のヒルクライムがスタートします。
夜中の峠は明かりもほとんど無いので、自分の明かりだけが頼りなので、一人は心細いですが、スタートしてすぐなので、数名でボチボチと登ります。
最初のフォトチェックに到着!
ここから先は下りがメインになり、市街地を抜けていきます。
恐怖!開始50km程度でガーミンetrexが空に舞う!
しばらくして夜が明け、平坦を走っていると
バキン!
と何かが折れる音がしてハンドルを見ると
え!etrexのマウントが根っこからやられてる!?
とりあえず、停止してetrexを拾って確認すると、樹脂部分がパキっといってます…
某個人サークルが3Dプリンタで製作しているキャットアイのブラケットとガーミンのマウントを接続する樹脂の部分が折れてしまったようです…
ちょっと前にネジを増し締めしたのがあかんかったんか…(´:ω;`)
とりあえず、対処法として
・折れたマウントを引っ掛けて、ストラップでハンドルにetrexを括り付ける。
・etrexが路面の衝撃で跳ねる度にもう一度ねじ山に引っ掛ける
気が散る手間のかかる、クソみたいな修行をしながらリスタートです。
55km地点のフォトポイント
JR古市駅
体はまだまだ元気です。
以前の400kmで学んだ脱力ライドを意識してるお陰か、スピードも落ちずにいい感じに進んでます。
etrexを除いて。
後、550km近くGPS押さえながら走るとか絶対きついし、夜の海岸線のアップダウンそこまで気にしてれるのか?
てゆーかモチベーションだださがりなんですけどー。
リタイアしよっかな…
いきなりの想定外でメンタルにしっかりダメージを負いましたが、とりあえず、ぼちぼち走ろうかとetrexを押さえながらスタートします…
BRM905近畿400km倉敷④
山間部~夜中のダウンヒル&霧&ウェットな路面~
PCでとりあえずあんぱんを買い、そのまま夜の山間部に突入します。
今までの雨で霧が発生し、視界がとても悪く路面も濡れている状態でのアップダウン。
次のPCまでは60km程あるので、あんぱんを食べながら山間部を走ります。
334km地点の新見のPCには3時頃に到着。
400kmの場合はそろそろ体調が崩れだしてきて、吐き気がきたりする頃ですが、今回は前を引いてもらっていたことと、定期的に糖分(あんぱん)補給をしていたお陰で少し眠たい程度。
PC近くにコインランドリーがあったので、5分ほど仮眠(笑)
PCではあんぱん以外の物が食べれたのでリフレッシュできたので30km先のPCに向け出発!
突然のバッテリー切れ
体調も悪くないので、このまま400kmの自己ベスト更新や!といきまいて、サイコンを確認すると…
え!バッテリー切れ!?
バッテリー長持ちのブライトン450が24時間もたずにギブですか?
どうもバックライトを使うと一気に電池が無くなるみたいです…
トップチューブバッグのモバイルバッテリーに繋いで再度ログを取り直すハメに…
しばらく進んでいると、自分もバッテリーというか体力的にきつくなってきたので引いてもらっていた人から離れていき、ソロライドに…
ボチボチと進み、朝の5時には30km先のPCに到着。
オレンジジュースを飲んで、ご飯を少しお腹に入れながら少し大きめの休憩をとることに。
時間的には完走できるだろうし、残り4~50kmなので、ぼちぼちと進むことに。
……何?この鬼ど平坦!?鬼ゆる斜面!!??
のぼりよりかは嬉しいですが、ひたすら平坦と向かい風という惰性でゆるく進めない、シンプルでディープなラストを耐えて、なんとか最後のPCに…
約40kmを2時間かけてPCに到着。
自己ベストの22時間50分でゴールしました(^^)
~頑張らないを頑張る~
前を引いてくれた人に教えてもらったロングライドのコツを自分なりに消化すると
- ケイデンス70~85程度で平地は少し重めのギア
- 向かい風とかは軽めのギアで焦らず耐える
- ダンシングを取り入れて筋肉と背中を休める
- 下り、ある程度の巡航速度になれば、脚を止めて休める。
おそらくレースでやると全部アウトなタイプのコツだと思いますが、焦らず、頑張らずに粛々を進むことが大事なのかなぁと…
今回はずっと知人の後ろについていたので、次のロングライドで活かせるように頑張ります!
…いや、頑張らないを頑張ります。
BRM905近畿400km倉敷③
↑前回の分です↑
サードコンタクト~ボス襲来~
212km地点の宍道湖のローソンを目指して宍道湖沿いを走ります。
雨具を着るような雨も降らず、曇天の宍道湖を走っていると…
ピカッ!
前方の曇り空から稲光が…
「まぁ、通り雨程度やろし雷もそんな大しゴロゴロゴロ…
「…もうすぐでPCやし、雷雲も多分遠くピカッ!ガシャーン!!
……ザァーーー…
あかんやないか!ひぇピカッ!あっガシャーン!!
大嵐の登場です。
とりあえず、PCのローソンに到着したので、雨宿りと休憩と食事ですが…
いよいよ嵐が強くなってきました。
天気予報アプリの雨雲レーダーでは一番きつい紫っぽい雨雲の表示が…
予報だと1時間はこの辺にいそうな気配…
とりあえず、手持ちの雨具(モンベルのペラペラウインドブレーカー)では水没必至なので、コンビニで雨具を調達。
雨具を着てる間にも雨足は強くなり、ずぶ濡れのランドナーが続々と到着。
コンビニの軒先で嵐が去るのを待機します(笑)
雨足が弱まったと思ったら雷が落ちて、雨が強くなったりを繰り返しながら天気予報とにらめっこをすること30分程度…
雷も落ち着きだし、時間も19時半頃、雨具を着込んだランドナー達が難民キャンプ(コンビニの軒先)から出発。
自分たちもそれに合わせて出発。
宍道湖沿いは車も多く、水溜りと不意に強くなる雨足で視界がとても悪い。
目を凝らしながら道路を見ていると、目の前に
無数に飛び出してくるカエルの大群
みんなケロケロ言いながら(言ってない)ピョンピョン道路に飛び出してきます。
えっ、車に轢かれるってかガッツリ轢かれてるやピカッ!
雨の降る中、まぁまぁな速さの車に怯えつつ目の前で飛び回るカエルと、遠くの方で光る雷を見ながら宍道湖沿いをひた進む…
目の前の出来事に頭が追いつかない状況のまま自転車で進みます。
PCがクローズ前にクローズ?
米子のベタ踏み坂が見えてくる頃にはカオスな状況も落ち着き、雨も弱くなってきました。
米子の境港の248km地点のPCに到着し、オレンジジュースを補給。
次のPCまでは25km程で米子市街地を抜けるので、そこでご飯を食べる予定にして出発。
米子市外のファミレスとかで休憩しながらご飯を食べて、夜間に備えておきたいなぁ~…
と思っていたら、米子市外を通過(笑)
あえなく、次のPCで少し休憩をすることに…
次のPC南部阿賀からは山間部に入り、新見駅前のPCまでの60kmは無補給区間とのことなので、眺めの休憩を次のPCで挟もうかな…時間はもうすぐ夜の12時か…と思っているとPCに到着!
…?コンビニの照明がやけに暗いけど、省エネかなーと思っていると、コンビニから出てくるランドナーから衝撃の一言
このコンビニ11時で閉店ですよ!
え!PCが閉店!?てか11時って今10時59分やないか(笑)
ダッシュで水とコーヒーとアンパンを購入しコンビニの敷地外に退散。
「明かりも何も無い歩道で休憩か…(笑)」
「てか、PCて閉まるんや(笑)」
みたいな話をしながら、閉店したPCに到着する後続のランドナー達を見ながら少し休憩します。
この時点でコンビニのミニアンパンを7個ほど食べているのでもうアンパンは食べたくないけど、エネルギーを補給しないと、夜中は不意に吐き気が襲ってくるので、とりあえずアンパンと水でお腹を満たします。
アンパンと羊羹以外のものが食べたかったなーと言いながら重い腰をあげてスタート。
数百メートル先にコンビ二があることをこの時は知らないですがそれは別の話です(笑)
BRM905近畿400km倉敷②
↑前回の記事です↑
前を走る知り合いにロングライドのコツ的なものを教えてもらいながら、天気の良いド平坦をゆるゆると走ります。
とりあえず出力を上げすぎず、脚を回しすぎずを意識しながら走りました。
ケイデンスも70くらいで少し重めのギアを惰性でまわす…
自転車競技の目線だと駄目なことだらけと思いますが、追い風もあり、かなり快適に進みます。
倉敷から広島の福山に入り、お昼ご飯を食べることに。
一緒に走ってくれた人が調べていたお好み焼き屋さんが営業していなかったので、もう少し行き、ラーメン屋さんに入ることに。
尾道ラーメンと書いてました。
背油の旨味の効いた醤油ラーメンがとにかくうまい!
汗だくの体に染み渡る…
やたらと美味しい麦茶を飲んで、リスタートです。
ファーストコンタクト
その後も順調に進み、目の前の空に虹が…
天気予報でも局所的な大雨が降り続いていたので、そこで虹が出ているのでしょう。
キレイやな~と思いながら虹の出てる方向に進みます。
もちろんこうなります。
今回の雨、第一弾「夕立」の登場です。
久しぶりの土砂降りの下り基調を走ります。
おおぉぉぉブレーキが効かないよぉぉぉ(笑)
え、こんな効かんかった?ひぇぇぇ~(笑)
雨の中半笑いで走りますが、いよいよ叫びそうになってきたので、雨宿り。
雨宿りしてる他のランドナーと話しをし、雨足も落ち着いたので10分ほどでリスタート。
その後しばらくは雨に打たれること無く先を進み、「登坂車線」の看板が出てる謎のゆる斜面を登り「道の駅赤来高原」でりんごジュースを飲み小休止。
セカンドコンタクト
道の駅の従業員さんの話で「さっき雨がパラッと降った」とか、冗談にしてはパンチの効いた話を耳にしながら出発するとやっぱりきました。
雨、第二弾のお出ましです。
今回の雨はテクニシャン!
絶妙にウェアを濡らす程度の雨量で雨宿りをさせてくれない!
むしろ止まったら、前を引いてくれてる人に千切られてしまって寂しくなる!
雨のダウンヒルのスタートだ~!
雨の日のブレーキを握ってから、効くまでの数秒って真顔になりますね(笑)
下りの時はディスクブレーキ欲しいなぁと思いますが、ブレーキの制動力はタイヤのグリップが影響するという話も聞くし、逆にディスクブレーキの制動力的なものが必要な程攻めないしなぁと思いながら山間のアップダウンを進みます。
途中のPCではミニアンパンを購入し、ジャージのポケットに突っ込みます。
PC以外でも補給をする事がブルベでは重要なので、エネルギーが無くなる前にアンパンを食べて補給します。
その後も進み、夕方になってきたところで、宍道湖に到着します。
曇天の宍道湖を見ながら次のPCを目指します。
BRM905近畿400km倉敷①
コロナウイルスで一時は開催の延期中止になっていたブルベが9月から次第に開催されるようになってきました。
SR獲得に向けて9月5日開催の400kmに参加しました。
結果は22時間50分台で完走!
400kmでは自分史上一番でした(^^)
今までの400kmはろくな思い出がありませんでした…
初の400では夜中の登坂で立ちゴケ&明け方に吐き気。
2回目の400では和歌山の真夜中の冷えを甘く見て、寒さに震えながらの吐き気。
なぜかよく吐き気にやられていますが今回はnot吐き気な400でした。
代わりに
夕立にやられる。
雷雨にやられる。
突然の雨にやられる。
真夜中のダウンヒルin濃霧。
足が雨でふやけて、足の裏にミミズ腫れみたいな傷が…(・・;)
雨と雷がえげつねぇブルベでした。
今回の装備
400kmの装備はいつも悩みます。
600kmと違いドロップバッグを用意する程でもないので、全部自転車に載せないといけないためですが、今回は軽さを重視しました。
○トップチューブバッグ レベレイトデザイン
・羊羹何個か
・塩分タブレット何個か
・ガーミンetrex用の乾電池2本
○サドルバッグ レベレイトデザイン
・スペアチューブ×2
・クイックショット×1
走るまでは天気もそれ程悪くなかったので、雨具と防寒具代わりの予定でした。
クッソ雨降って使うこと無かったけど
・代えの靴下、グローブ
・モンベルの防水シューズカバー
・PEKOさん謹製軽量輪行袋
すごい小型で軽量!ロングライドで輪行したくなった時などに大活躍(笑)
○ダウンチューブのツールボックス
・パンク修理一式+スペアチューブ×1
○ライト類
・フロントライト
・リアライト
自分の中ではライトはこれが最適解な気がします。
今回はフレームバッグは使わず、極力無駄を省いた感じです。
スタート
今回はコロナウイルスの影響でブリーフィングは無し。
車検とブルベカード待ちの光景がすごく久しぶりです。
コースは倉敷をスタートし広島の福山あたりから山を超えて島根の松江、鳥取の米子を抜けて岡山の新見を経由し倉敷に戻る比較的フラットなコース。
序盤は平坦が70km程続きます。
今回は前泊の宿もたまたま一緒だった知り合いがいたので、終始ついていく形に…
力を抜いてペダルを回す感覚?を教えてもらいながら平坦を走ります。
天気予報の雨予報も外れていい天気です。
そう、午前中は(笑)
サドル沼にもう一度
ロングライドの目標(ブルベ完走)とかが無いと、色んなパーツに浮気してしまいます。
しょうじき、個人的に一押しのサドルはファブリックのサドルが一番です。
ファブリックのスクープで1,000km、600kmのブルベも完走できたし、快適性、コスパ等、非の打ち所の無いサドルです。
オールラウンドにいけるスクープと、溝つきサドルのライン。
いわゆる前のり等で会陰部をサドルで圧迫してしまう人はラインがオススメです。
しかし、最近ローラー台でしっかりトレーニングをすると、股間に痺れが…。
圧迫を減らすために溝つきにしたところ、少しはマシになるけど、やはりシビレが…。
色々と調べてみると、固定ローラーは姿勢や尻の負荷が長時間、同じ場所にかかるからシビレが出やすいとか…
え、じゃあサドル何でもいいじゃん(´·ω·`)
そうです、それがキッカケで、サドル沼に入りなおしました。
今回の沼の主(?)はコイツだ!
SELLE ITALIA FLITE 1990 woven!
90年代に大人気だった軽量化サドルの先駆け!
往年の形に新素材のwoven microfeelを使ったモダンなサドルだ!
急にハイテンションになりますが、安心してください。
PCの前の私は真顔です。
ローラー台やら実装でもあまり乗り込めていませんがインプレを…
往年のラウンドサドルの乗り心地
穴あきサドルに、ショートノーズサドル、色んなサドルがありますが、クラシックなラウンドタイプです。
乗り心地は結構しっかりしています。
うわぁ!快適!尻が痛くない!とはなりませんが、絶妙なクッション性です。
サドル本体の絶妙な硬さと、固めのクッションです。
ラウンド形状のせいか、会陰部を圧迫するような骨盤を寝かす乗り方にすると、かなり圧迫感が増すので、その様な方は穴あき、溝つきサドルのほうが幸せな気がします。
サドルの形の違い
今まではファブリックのサドルで比較的フラットなサドルを使っていました。
初のラウンドサドルですが…すごい足がまわしやすいです。
サドルのどこに座ってもサドルが邪魔をしません。
主観ですが、ファブリックのオールラウンド感より、スピードに尖ってる印象です。
期待の新素材ウーベンマイクロフィール!
読み方は解りませんが、woven microfeelという新素材らしいです。
ナイロンを繊維状に編みこんでるのか、編みこみの形をプレスしているのかで、防水性、耐久性に優れるコットンカンバス風のスンゲー素材らしいです。
ローラー台、ブルベで使うなら、サドル自体の防水性はとても大事だと思っています。
ブルベなら雨のリスクがあり、家で乗るなら大量の汗が直撃します。
フライト自体はトップが合皮やナイロンでは無く、レザーを使っているようです。
レザーよりも防水性の高そうな素材をチョイスしました。
さわり心地ですが、結構ザラザラです。
イメージで言うとコーデュラナイロンにかなり近いです。
バッグ類のコーデュラよりも目の詰まり具合がコットンキャンバスばりの細かさなので、馴染むまでは衣類への攻撃力が高そうです…。
ロングライドでの使用感と、ウーベンマイクロフィールの馴染み具合、衣類への攻撃力についてはまた加筆したいと思います。
初めて目次機能を使いましたが、中々使いやすい(笑)
ロマンと実用性のせめぎあい
日本では緊急事態宣言が解除されましたね。
緊急~解除でコロナウイルスが「了解!お疲れさまでした!」とどこかに行くわけも無く、これからも世の中はゴチャゴチャしそうですが、ボチボチやってこうかなと思います。
4月5月開催予定のブルベも中止になったので、セッティング、ポジションを見直すという理由でパーツを買って散財する機会と思い、色々と見直しをしました。
コンセプトは「ロマンの追求」笑
変更点はステムの変更と、ハンドル径も31.8から25.4に変更しました。
ハンドル径の変更は地味に重要なのです。
31.8mm、いわゆる現行の規格と旧規格ではパーツの互換性にかなり差があります。
レックマウント等のマウント系がポン付けで対応できるものが限られます。
31.8から25.4への変更は機能性では一切メリットが無いでしょう。
何故変更したのか。理由はシンプルです。
カッコイイから!
ニットーのUI-12ステムはオープンクランプで、31.8mmのハンドルが使えます。
スレッドステムで機能性を考えたら、ほぼ一択です。
でも、UI-12は溶接跡とボルトの突起がよく言えば武骨、悪く言えば…美しくない…
オーダークロモリフレームで1インチスレッドステムと言う令和の時代では、考えられない構成を活かすには機能性を捨てるしかない(笑)
機能性を捨てたおかげで、美しさを手に入れました(笑)
ニットーのNPⅡステムとニットー×フェアウェザーのM174AAハンドルです。
ステムは調子に乗ってNJS(競輪で使える)パーツです。
ステムを110mmから100mmに変更してハンドルのリーチも大幅に見直したので、ハンドルがググッと近くに来ました。
30mmは近くなったんじゃなかろうか…
ハンドリングは、体感で変化はありませんが(笑)
以前、知り合いの方が言ってましたが「アスリート気質の人はロードバイクを”機材”としてシビアに判断する人が多いけど、ロングライド好きは”相棒”のように扱うことがあある(笑)」といっていました。
剛性や互換性等はフルカーボンフレームやステム一体型ハンドル、油圧ディスクブレーキ・電動変速には敵いませんが、性能では語りつくせない何かを感じてしまうのです。
…われながら天邪鬼(笑)