11速手組ホイールのインプレ
「プロと同じ機材が使えるところがロードバイクの醍醐味」と良く聞きますが、それは珍しい事なんですかね?
自分はスポーツには疎いので解りませんが…
ロードバイクのホイールでも、プロの使ってるグレードになると、値段を見るだけで自分が自転車脳になりきっていないなと思います(笑)
今まではノバテックのジェットフライが、決戦用から日常使い、トレーニングまでオールインワンの万能ホイールとして君臨していました。
別の言い方をすればこれしか持ってないのですが。
今回は新ホイールとして、ホイールを近くのショップで組んでもらいました。
完組みでは無く、時代に逆行して手組みです。
肝心なところは人任せですね(笑)
ざっくり言うと11速で対称リムの手組みホイールです。
ネット上の11速手組みの評判
自分も最後まで気になっていましたが
「11速化でおちょこ量云々」
「ハブ云々…」
早い話が「11速で手組みならオフセットリム使わないと、まともなテンションで組めないよ!対称リム?一昨日きやがれ!べらんめぇ!」ということのようです。
東京の有名な方が「手組み殺し」と評して、そこから某知恵袋でも対象リムでは使い物にならないから、もう少しお金貯めてゾンダ買おうね(^^)みたいな感じです。
先に言うと、普通に使えてしまってます。
体重85kg越え+クロモリフレームにブルベ装備で雨の中200km走ったり、峠上ったり河川敷を走り回ってますが普通に使えてます。
ですので、普通の体重の人で軽装なら、余程攻めたスポーク数にしなければ無問題だと思います。
ホイールのパーツ構成
ハブ
前後アルテグラ(HB-6800・FB-6800)32hです。
当初、候補として
・9000デュラハブ
・クリスキングハブ
・フィルウッドハブ
の3つがありましたが、ハブをメンテして遊びたいという気持ちがあったので、シールドベアリングのフィルウッドハブは除外です。
見た目はダントツでフィルウッドのハブがカッコイイんですがね…
値段が高すぎるところと、セールス言葉が胡散臭すぎるところもありますが
クリスキングハブはメンテに専用工具がいるし、なんか複雑で「イイーッ!」て言いそうになったので除外(笑)
正直、値段もえげつない。その金あるなら完組買うかいい飯食べに行くよ(笑)
デュラハブにしようと思ってたのですが、いいお値段…(^^;)
アルテグラグレードの3倍近い値段です。
ショップの人と相談。
「確かにデュラエースハブは良いハブやと思いますけど、アルテのハブも良いハブですよ。」
アルテグラハブにしました。
リム
最初はDTのアシンメトリーリムにしようと思っていましたが、専用のニップルが必要?
専用の部品て、それは完組…ゲフンゲフン。
個人的に手組みのメリットの一つに、修理しやすい=汎用品で組めるがありました。
使用目的もブルベやロングライドメインなので、最悪、出先でも自転車屋で応急処置できるというのはとても心強いです。
そんなことないのが、一番ですが(・ω・)
アシンメトリーリムに惹かれながらも、相談の結果、
X-KEYMETのXR-19W(32h)です。
もちろん左右対称リムです。
リム重量は410gで軽量な部類らしいです。
ジェットフライで450gくらいなので40g軽いです。
ホイール外周部ほど軽量化の恩恵があると聞きますし、乗る前からウッキウキです。
スポーク&ニップル
スポーク:DT-swissコンペティション2.0-1.8
ニップル:DT-swissアルミ
頑丈で、調子良い奴と言ったらこの提案があったので、即決!
ハブとリムで頭いっぱいだったのでこれでいいやと(笑)
長くなってきたので、次回に使い心地とか書いていきます。
雨ブルベとDNS
2018BRM210近畿200km徳島
2018BRM210近畿400km高知
2日にわたって開かれたブルベから帰ってきましたが、散々は結果でした…
200kmは10時間50分くらいで完走しましたが、ずっと雨でした(>_<)
確実に10時間は雨に打たれてました。
それ以外にもメカトラブル(ただのメンテ不足)でヘッドパーツが緩みまくって、ヘッドパーツを締めなおしながら走るという新しいライディングスタイルを獲得しました。
くたくたになりながらゴールしてホテルで休憩していると、ふと考えてしまいます。
「何で趣味でやってるのにこんなにしんどい思いをしないといけないのか…
え、後6時間後くらいに400km走る?ふざけんなよ(笑)」
気が付けば、スマートフォンでDNS(リタイア)の連絡をしていました(笑)
雨の中走り続けて、やる気がなくなってしまいました(’・ω・‘)
他の参加者は雨の200kmはDNSして、400kmに体力を温存していた人もいたとか。
200kmはまた、今度書いていきます。
今回の雨ブルベで学んだこと
○無理せずDNSも割と真剣に考える。
○ホビーライダーである以上、無理せず楽しむ。
○予想以上に疲労がすごい。
○自転車のメンテナンスが本気でヤバイ。
結果として200km走ったおかげでヘッドのガタを発見できたので、
200kmリタイア⇒400kmスタート⇒ヘッドのガタが割とヤバイ⇒400kmヘッドを締めながら走る
というカオスな状態は避けられましたが(笑)
400km参加者から話を聞くと
○高知県12年ぶりの積雪で雪の中走行。
○ブレーキが凍結したからコンビニでお湯をかけながら走行。
○集団落車
んー…逆に参加しなくて正解だったのかな(笑)
楽しく安全に遊ぶって大事ですね(笑)
ツールボトルの中身
ツールボトルを新調しました。
fabricのケージレスツールボトルです。
ダウンチューブ下のボトルケージが、想像の2割増しくらいで汚れているので、ケージが無い方が掃除が楽そう+ケージレスの近未来感を求めました(笑)
この白い部分に付属のボルトをはめる形です。
大きさは、今使っているOGKの普通のツールボトルと同じです。
白は汚れがめだちますねー(>_<)
ツールケースの中身達のお引越し
OGKのボトルの中身です。
左上から
○シマノプロ ミニツール15ファンクション
・チェーン切り付きは個人的に外せないポイントです。
○パークツール タイヤブート
・サイドカット、何か刺さった時、ブルベ以外でも助けられました。
○チェーンコネクションピン×3
・何で3個も持ってるんでしょ(笑)
・嬉しい事ですが準備した途端、トラブルに合わなくなる。
お守り代り?
○パークツールのパッチ
○バルブ変換アダプタ
・使ったことないです。お守り代り?
○シュワルベの普通のチューブ×1
・特にこだわりは無いチューブ。近所の自転車屋に常備されてます。
ロングライドの時は別にチューブを持って行きます。
○BBBのタイヤレバー×3
・安いし地味ですが、一番手に馴染む(笑)こいつが一番です。
大きいサイズのボトルだと、チューブも2つ入れれて良いんですが、
ドロヨケとのクリアランス的にこのサイズしかダウンチューブ下に付かない仕様です。
上記のいつものセットを移し変えます。
fabricボトルの特徴?
ボトルの中には取り外し可能なソフトケースが入ってます。
これが、OGKのボトル内のスポンジよりしっかりしてます。
OGKだと、ボトルに物を入れる時はスポンジがクシャってなって
「あ”あ”ぁ”ぁ”あ”!」と唸ってしまいます。
ファブリックのソフトケースはしっかりしているので大丈夫でした。
フタにはスポンジが付いてなかったので、OGKのスポンジを切って貼り付けてます。
サイズ感は特に変わりません。
フレームに取り付けても特に問題なし。
一番驚いたのは、フタがちゃんと閉まる(笑)
OGKのフタは、ちゃんと閉まらず一度フタが外れて、そのまま踏んで破壊してしまったことがあります。
ファブリックはちゃんと閉まる(゜∀゜)
さすが良い値段するだけあるぜ!
今週末の四国のブルベ2連続に向け、準備をする1コマでした。
2018BRM107近畿200km近江八幡③
前回のやつです。
1週間近く長引いた熱もなんとか回復しました(^^)
気温差があると体調崩しがちになる人なのですが、気を抜いてました。
自転車乗ってるから体力は大丈夫!
って言いたかったんですけどね(笑)
ブルベのほぼ折り返し地点兼クイズポイントの松坂城御城番屋敷の1コマです。
中々風情があって良い場所でした。
次のPCまで20km、タイムアウトまで3時間近くある…。
松坂牛を食べる時間+お土産を買う時間の捻出に成功です(笑)
しかしここで大問題が発生…!
周りに牛一頭いない。
逆に目の前に野牛一頭いられても困りますが。
松坂駅まで行けば何かあるかも…
いや、数キロ走って何も無かったらどうするよ(- -;)
悩んだ結果、松坂牛ランチで豪遊コースが、さっき食べた北海道限定カップうどんがランチになってしまいました。
お土産を入れる予定で背負ってきたバックパックも意味が無くなりました。
あぁ、バックパックのヒモが肩に食い込んでいく気がする(笑)
松坂牛ロスでハートブレイク気味ですが、一度通った道を走ります。
そして往路のときから、薄々感じてはいたんですが、復路で確信しました。
向かい風がほんまあかんやつです。
ガッツリ関西弁になるくらいヤバイ向かい風です。
もうね、止む気配が無い(笑)
しかし、クロモリの特性か、ただ単に重たいからなのか。
スピードもそこまで落ちず、向かい風の中を単独で突き進みます。
手組みホイール+クロモリの、悪く言えば枯れた技術の自転車が、カーボンとかアルミフレームのパックやトレインを単独で抜いていきます。
いやぁ、気持ちいい(笑)
しかしこのあたりで、ダブルレバーのダルさとバックパックの負担が結構効いてきます(笑)
ハイドレーション背負ってる人たまに見かけますが、あれは超人ですな…。
14:00 117.5km地点
PC3 ローソン久居一色店 到着
とりあえず、エクレアとコロネをカフェオレで流し込みます(笑)
日没までのゴールは少し厳しいか…
肩と腰がバックパックで痛い(’:ω;`)
耐えれるけど、地味に堪えるバックパックに地味にもたつくダブルレバー。
登りで急に変速されて、フラストレーションはマックスです(笑)
なんて自転車だっ、クソッ。
16:40 158.5km地点
PC4 ファミリーマート名阪上柘植インター店 到着
運よくイートインに座れたので、スパゲッティとオレンジジュースを補給。
ひたすらバックパックの重みとダブルレバーに耐えながらペダルを回します。
今回のブルベ、個人的には松坂牛食べてお土産勝ってと、色々計画してましたが、計画がダメになってしまった時点で消化試合です(笑)
日没も近くなったので、ライトをつけて再出発です。
幸い今回はトラブルも無く、終盤まで来れました。
思えば、パナレーサーevo3のD以外の時はパンクしてる気がしてます…
向かい風も少し弱くなり、登りも無いのでひたすら琵琶湖までの道を走ります。
18:14 184.1km地点
PC5 ローソン湖南吉永店 到着
ゴールはもう確実になってきました。
そろそろ余裕かましても良いかなと思って、回りのランドヌールと会話します。
各々の装備とハンドル周りは本当に勉強になります。
カメラで録画しながら走る人もいたりで楽しかったです。
自分も最後に家までの輪行が控えているため、コーヒーを飲んで再出発です。
19:15 11時間15分 完走
何とか、新年初ブルベ完走できました。
ただ、後半はずっとダブルレバーを外す事しか考えてなかったです(笑)
今回のブログも無駄に1,400字以上書いてしまっているようです。
やたらと動きが重くなるので、大体ブルベの話も書けたので、今回はこのへんで
(^^)
2018BRM107近畿200km近江八幡②
先週の金曜から3日間、熱が37.5℃くらいでてました。
風邪にしては長引いてるし、インフルにしてはパンチ力が無いし…。
禁煙とロードバイクで超人的な体力を手に入れたのでインフルを抑えているのでは?!と調子に乗ろうとした矢先、「インフルエンザは体力のある人ほど症状が激しいです」という情報を耳にして、('・ω・`)こんな顔になりました。
ただのしつこい風邪を引いたということにします。
決して年を取ったから治りが悪いわけじゃないと信じたい。
1月7日の松坂往復の200kmブルベの続きです。
↓前回のやつです。
通過チェックを超えて、山の中を走ります。
こんな言い方は語弊があるようでアレですが、自分は一応大阪市に近い所に住んでいるので、周りはある程度どこに行っても住宅地な感じです。
ブルベとかロングライドの時は街と街の繋ぎ目を走る様な瞬間があって、それが楽しくもありますが、少し心細くなる時もあります。
街灯も家も無く、周りは山だらけ。
でも、舗装路の上の決められたルートを走る。
安全に冒険して、非日常を味わっている気分です。
そんな事を考えながら下り基調の道を走ります。
しばらく走ると東海道に合流し、関宿という「日本の道100選」の中を走ります。
観光気分でウキウキしながら走ります。
10:40 56.4km地点
PC1 ファミリーマート国1関宿店
PCに着くと、主催の方が先回りしてたようで、
「先に出発した人が落車したみたいでさー、大丈夫だった?」と(・・;)
7:00スタート等では路面凍結がすごかった様で、結構な規模の落車があったとか。
自分の周りでは見てないですと報告し、個人的に良い感じのペースで進んでいたので、「あと、どれぐらいPC来てない人いるんですかー?」と聞くと
「んー?もう数える程だよー。2~3人じゃないかなー?」
(゜д゜;)
ブルベはスピードを競うものじゃないのは百も承知です。
自分が早いとはこれっぽっちも思ってないです。
でもね、調子が良かったんです(笑)
ブイブイいわしてたはずなのに…ケツから数えて2~3人とな?(゜д゜;)
PC1クローズまで1時間はあるのにみんな飛ばしすぎやろと(笑)
東海限定っぽい味噌カツおにぎりを口に詰め込んで、再スタート。
200kmはトラブルが無ければ完走自体は問題無いはず。
個人的にビリの方というのが気にいらない(笑)
俺のクロモリロードバイク!名づけてパリ・ブレスト・パリ号(仮)で追い上げていきます。
前半はずーっと追い風基調です。
後ろも前も誰もいないまま、焦らず急いで走ります。
するとフラワーロードと言う名の悪魔の広域農道が立ちふさがります。
まとめサイトの作画崩壊アニメの1シーンの、壁みたいな坂道が実は作画崩壊でも何でもないという衝撃の事実を突きつけられました。
坂を登りきった下りの先に、自分の目線よりも上にある次の坂…。
変な笑い声を出しながら広域農道とダブルレバー変速に弄ばれます。
11:50 81.8km地点
PC2 ミニストップ津庄田店
PCなのにランドヌールがあまりいない…。
タイムアウトの心配は無いけど…う~~ん…。
もうすこしで折り返し地点の松坂なので、ランチは松坂牛とスタート前から決めたけど、何も食べないのもあれなので、軽めのランチを食べます。
三重県で北海道限定のカップうどん(^q^)
意地でも関西で食べれない物が食べたかったんです(笑)
ご飯を食べると、脚が今までよりも回る回る。
栄養補給は大事ですね(笑)
13:00 クイズポイント
松坂城御城番屋敷
今も人が住んでいる場所の一部を一般開放している場所がクイズポイントでした。
中々風情があって、中のおばちゃんも気の良さそうな人でした。
「お兄さんみたいな格好いた人いっぱい来たよ~」言うてくれます。
ゆっくり話しをしたいところですが、自分はケツから2~3番目の男。
話し込む余裕も無く次に進みます(笑)
2018BRM107近畿200km近江八幡①
新年初ブルベは1月7日に開催された近江八幡200km。
「和牛新陰流」というサブタイトルに釣られて参加してきました。
結果は11時間15分で完走しましたが課題も色々と。
装備
○自転車
装備は自転車には輪行袋を入れたサドルバッグと、ボトル2本+ツール缶。
ライトは1,000kmブルベと同じ構成のVOLT400×2とVOLT800×1。
ライトは確実に過剰でしたが一番落ち着く構成です(笑)
今回は今までと違いダブルレバー・バックパックを初導入。
結果大失敗でしたが(笑)
○服
インナー⇒モンベルジオライン厚手
ジャージ⇒chapeau!冬用長袖
ベスト⇒chapeau!ジレ
アウター⇒chapeau!アウター
ビブ⇒パールイズミクイックビブ0℃対応
シューズカバー⇒dhb Extreme Weather ネオプレンオーバーシューズ
chapeau!(シャポー)はイギリスのブランドです。
サイズ感はパールイズミと一緒くらいのフィット感。
値段もリーズナブルで見た目がシャレオツでラファっぽいところが良い(笑)
ジレ・アウターは防水。
触った感じはユニクロのブロックテックの生地厚めなやつ(笑)
厚めと言っても充分薄く、しっかり防風します(^^)
ビブタイツは安心のパールイズミです。
ラファはあえて外してます(笑)
1セットラファジャージを持ってますが、パールイズミの倍以上するだけあって着心地良いし、何よりデザインがすごく良い。ラファだけで良いレベルです。
でもね、パールイズミがラファの半分以下の性能かと言えばそれは違うと思うんです。
自分にはパールイズミとOGKとモンベルが合う気がするんです。
安いし(笑)
たまに目が覚める程ダサイ奴をブチ込んできますが。
まぁ、天邪鬼なだけです(^q^)
シューズカバーはサイクリストの味方、小売店の敵のwiggleのPB「dhb」のカバーです。
暖か!ていう事はないですが、全く風を通さないです。
素材の特性上、シューズにフィットするので着脱に少しパワーがいります。
でもコスパはすごいですよ(^^)
やっとこさブルベの事を書いていきます(笑)
○7:40頃 スタート地点近江八幡駅前
ブリーフィング前です。
事前に案内のあったコースの一部が積雪で迂回ルートを通ると言う事と、帰ってきたら1人1つメンチカツがあるよ~と主催の方からアナウンス(笑)
車検を終わらせてスタートです。
○8:00 スタート
新年初ブルベですが、前回のブルベより距離が短いので気は楽です(^^)
何しろ秘密兵器のダブルレバー搭載でリュックサックを装備しているのです。
爆風追い風の中を進みます。
走りやすいし信号も無いしでスイスイ進みます♪
早くもここで秘密兵器のダブルレバーが動き出す!
変速がめんどい(・ω・;)
うすうす感じてたけどダブルレバー…やっちまったタイプか?(笑)
○9:10 26.2km地点
通貨チェック・ローソン甲南竜法師店
追い風のおかげでサクサク進みます。
PCでランドヌールの話を聞いているとあまり関西弁が聞こえない…。
知り合いもいないしで、特に休憩するでもなく次のPCに(笑)
自転車乗ってなかったらこんな道走らないだろうな~とか
思いながらゆっくりと坂を登ります。
ギアを軽くしようとレバーをひねると
ガッチャン!!
(゜д゜;)
え!クランク回らないよ!
後輪を見るとチェーンがスプロケを越えて外れてる…
レバーをひねりすぎたみたいで問題は無かったので再度出発。
ここからはビビッてローギアに出来ず一人で縛りプレイをする羽目に。
ちんたらと緩斜面を登っていると
カッ!
ふいに走る足への衝撃!
(軽くはならない)自動変速現象です。
ダブルレバーの攻撃はまだ終わっていなかったのです。
レバーの構造上ワイヤーが緩めばギアが重くなります。
登りでトルクをかけると勝手に重くなるマゾ仕様の完成です(^q^)
ジリジリと溜まっていくストレスとダブルレバー全盛時代の先人のタフさと戦いながらちんたらと進みます…。
11速Wレバーに魅せられて
正月感まっさかりの1月3日和歌山まで走ってきました。
ルートは大阪市内のとあるご飯屋さんのグループライドルートをこっそり拝借(笑)
自宅から天王寺までと、天王寺から基本海沿いの平坦路の約100km。
帰りは2017年オダックス近畿主催の和歌山200kmの半分をトレース。
自分がタバコを辞めるきっかけにもなった因縁のブルベコースです(笑)
新年初ライドの目的はダブルレバーの使用感を確かめることと…
お守り購入です(笑)
自転車が書いてるお守り+東照宮の徳川家康パワーで、つけるだけで巡航速度爆上がり間違いなしのパーツです(気持ちの面で)。
この微妙に歪んだ階段をSPDシューズで歩くのはスリリングでした(笑)
(横にはゆるい坂もあります)
和歌山城で撮影
今回は小さめのサドルバッグに輪行袋のみ。
フレームバッグは補給食等を適量の200kmブルベの練習的な装備です。
ダブルレバーはエネシクロの11s対応レバー。
ブレーキはダイアコンペのDC204QCです。
200kmの道のりは8割が向かい風で1割が雨。
1割が吹雪と言うとんでもない道のりでした。
新年初ライドで吹雪の中山を上って下りました。
紀州東照宮で引いたおみくじは大吉だたんですがね。
只者じゃない大吉です(笑)
ブレーキ DC204QC
ダイアコンペのブレーキレバーです。
STI-6800との比較ですが…
むっちゃくちゃたわみます(笑)
効かない事は無いですが、かなりソフトなタッチになります。
STIレバーを選ばない時点でその辺文句言うつもりも無いですが。
構造もシンプルでレバーの戻りもワイヤーの引っ張りだけです。
ドロップハンドル上部とブラケットを水平にするセッティングだと、
レバーがかなり遠くに行きます。
丸ハンでレバーと下ハンを水平に揃えるセッティングがしっくりきます。
しかし、一番の特徴は見た目。
一切ケーブルを巻き込んでいないハンドルとブレーキワイヤーのアーチは美しいです。
11速対応ダブルレバー
11速であっても変速自体は問題ないです。
確実に変速回数は減りますが(笑)
変速がシビアと言うのも、そこまで神経質にならなくても良い様な気がするレベル。
一番のメリットは、ほぼ必要の無い変速調整。
それもそのはず、フリクションタイプはリアディレイラーの可動範囲を無段階に動かせます。
ワイヤーの伸びとリアディレイラー調整から開放されます。
変速は自分のさじ加減。
なので、一気に軽くすると勢い良くスプロケを飛び越えてチェーンが外れます。
登りで大暴れするチェーン。
変な音をたてながらスポークに体当たりするディレイラー。
結果、インナーギアにする事が怖くなり気合で頑張るはめに。
追い討ちをかけるように、ダブルレバーが緩んでくると勝手にギアが上がるマゾ仕様。
ダブルレバーの洗礼を受けました(’・ω・`)
そんなことより、自分の中で一番の問題は
下りの惰性を使い切れないこと。
下りでスピードが乗った時にギアをトップ側に持っていく時、
隣を車が通っている下り坂で片手を離してレバーをガチャガチャするのは慣れが必要です。
なので、下りの速度があまり活かせない、楽が出来ない状態が一番きつかったです。
個人的なダブルレバーのまとめ
ダブルレバーのダイレクト感とシフトが決まった時。
ダブルレバーでの変速は変速を楽しむことができます。
ダブルレバーを使い続ける人の気持ちも解ります。
まったりサイクリング等ではとても良いですが…
「少しでも早く」という気持ちがあるなら、11速Wレバーはおすすめできません。
当たり前ですがね(笑)
自分はブルベに参加させてもらってるので、スピードとか気にしてないと思ったんですが、再確認できました。
Wレバーにするなら、11速は出来無い事は無いレベルで快適ではないですね…。
でも、見た目と変速の楽しさ はSTIには無い楽しさですね~
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