11速手組みホイールのインプレ③
手組みホイールシリーズ第三弾です。
インターネット全盛の現代、予算の限られたアマチュアローディはパーツを買う前に色々なインプレを検索しがちです。
実際に使った人の率直なインプレから、提灯持ちなインプレ記事、これは期待できそうですね!で終わる意味の解らないサイトetc…
「人の感想よりも自分がどう思うか~」とは言いますが、気になるものは気になります。
最近ネットで「11速手組みホイール」で検索してると、たまたまだと思いますが、まぁまぁ上位に出てくる自分のブログ(゜゜;)
いつも尻切れとんぼな当ブログ的にもそんな上位にくると思ってなかったので、これくらいは自分の基準でしっかり書いとこうかなと。
※ 例によって例のごとく、個人の感想です。素人の呟き程度だと思ってください。
とりあえず結論から
アシンメトリーリムじゃなくても使えます。
技術屋さん、職人さんから見れば、テンション差とか色々あるみたいですが、乗ったら正直わかりません。
多分、上の文章で大体気になることは書けたと思います(笑)
まぁまぁ長文になってるんで、暇な方はどうぞ。
アシンメトリーリムについて
「11速時代になってアシンメトリーリムで後輪を組まないとスポークのテンション差がひどくて~」という話が広がっています。
実際に組んでみると、数値上はテンション差がかなりあるみたいです。
数値上というのが、厄介だと思います。
技術屋・職人目線で考えると数値に差が出ているので「乗れても走らないホイールだから使いものにならない」みたいな感じになりそうです。
…確か2019年のパリブレストパリの日本人上位クラスの1人がオープンプロの手組みホイールで完走したとSNSで見た記憶があります。
オープンプロは新旧ともにアシンメトリーリムではなかった様な気がします。
聞き間違い、見間違いで無いとすると、4年に1回のブルベの祭典と言われるパリブレストパリの1,200kmの道のりを日本人上位クラスで走り抜けれたホイールは「テンション差が酷くて、とてもじゃないがまともに走れない手組みホイール」みたいですね(`∀´)
少し嫌らしい言い方をしてしまいましたが、要は作り手と乗り手で見てるものが違うんでしょう。
作り手からすれば、数値に差がでている以上は無視できないですからね。
乗り手からしても、事前にそういう情報があれば信じてしまいますし。
「前シリーズより転がり抵抗が5%低減しているので伸びが違う!」とか「リムテープの重量差○g軽量化で走りが軽やかに!」みたいな違いが解る人なら、左右のテンション差の違いが解るかもですが(`∀´)
リム重量の差
個人的に感じたリム重量の違いです。
ちなみにスポークは前後32hです。組み方は…まああれです(笑)
・リム重量410g(KINRIN XR-19W リムハイト21mm)
踏み出しはとても軽い!
回せば回すほどスルスル進む!
惰性ではあまり進まない。
ダンシングで踏み込むとフニャっと感がある
すぐリムが振れる
⇒マリオカート(SFC)で例えるとノコノコみたいなホイール?
脚を回し続けないと進まないホイール。重量級ローディには少し厳しい…
・リム重量450g(HplusSON archetype リムハイト25mm)
踏み出しは普通
回しても踏んでもダンシングでもしっかり進む
惰性でかなーり進む
リムも振れないし、見た目がかっこいい(笑)
⇒マリカーで例えるとマリオ的なホイール
ずべてが標準かそれ以上で優等生。
逆にピーキー感が無いので刺激は少なめ(笑)
・リム重量610g(HplusSON SUPER LITE RIM リムハイト42mm)
まずスーパーライトとは何なのか。
踏み出しから巡航に至るまで、脚がゴリゴリ削られていく。
乳酸の溜まり具合をリアルタイムで体感できます(笑)
一度スピードに乗ると全然スピードが落ちない。
剛性の塊だからなのか登りはクソしんどいけど、リム重量程の重さを感じず、下りも安心して下れる、不思議。
初めて乗った時の感想は「クッパみたい!」でした(笑)
⇒そもそも需要があるのかわからないホイール(笑)
話のネタには困らなさそう
自分が使ってるホイールは、完組みのノバテックも含めて全部リムはシンメトリーですが、楽しくやってます。
そういえば手組みホイールは首折れスポークだから、少スポークで組むとテンションがかかり、すぐにスポークが折れると聞きます。
曰く完組みホイールの、完組みホイールたる所以がストレートプルスポークでガチガチに組んで少スポークなところだとか。
「手組み(首折れスポーク)で少スポークなんて…軽量級ローディなら使えるけど、とてもじゃないが使えたものじゃ~」
「使えたところでスポークがバキバキと~」
らしいです。
自分の持ってる完組みのノバテックジェットフライ(リムハイト32mm)の後輪は24hの首折れスポークですが…(`∀´;)
何でもかんでも鵜呑みにするのではなく、話半分くらいがちょうど良いのかもしれませんね。
もちろんこのブログも話半分で。
BRM112和歌山600③
以前ブルベを走ってからまさかの9ヶ月近くが経っていました…
時間の流れは速いもんですねぇ。
なんとか思い出して、書いていきます。
前回の記事は
2日目スタート
23時半頃にPC兼仮眠所の勝三屋に到着し、色々準備して1時間半程仮眠して午前2時過ぎには出発。
眠気は取れたけど、クッソ寒い…(((゜゜;)))
ここから先は以前通ったことの無い道です。
ルートラボを見る限りではそんなにたいしたアップダウンも無くゆるーくいけるだろうと、たかをくくっていました。
ルートラボの縮尺詐欺炸裂です。
見えないアップダウン
ルートラボあるある(?)の、高い山の縮尺に隠れた小刻みなアップダウンが炸裂です。
クソ寒い夜中に山道やら海沿いの道を震えながら走ります。
去年DNFして良かった…
海沿いのすきやで夜食を食べて暖を取ってリスタート。
眠気は無いものの、去年よりもガクッと落ちたタイムに焦りながらも粛々と走ります。
夜も明けて、朝方のフォトチェックポイント那智勝浦の滝近くの坂道の一枚。
眠気はこず、アップダウンも一通りクリアしてスタート。
タイムアウトギリギリでは無いものの、時間に余裕を持ちながら走りたい人なので、ゆるゆると進みます。
…ここからは、ザックリ覚えていることを書いていきます(笑)
襲い掛かるヒザの痛み
400km過ぎたあたりから右ヒザ裏に違和感を感じていましたが気にせず進んでいると朝方からズキズキと痛みが…
ごまかしきれなくなり、しばらく進んだ田辺市あたりでドラッグストアを発見したのでロキソニンを購入…しようと思いましたがまさかの薬剤師不在のため購入できず
店員さんに「ロキソニンぽいやつください」と伝えて、眠気のあまりこない薬を購入し服薬。
…痛みが消えて…る?(笑)
あんまり聞かない痛み止めで、だましだまし進みました。
走り終えてから脚を引きずるくらい痛かったので、効いてたんでしょうねぇ(笑)
いきなり停止するレザイン&ガーミン
現在サイコンはレザインメガXLを使いルートはガーミンetrex30を運用していますが、30時間越えくらいでいきなりログが取れず機能停止しました。
ガーミンは長年使ってるので接触不良かなと思いましたが、レザイン、お前はダメだろと(笑)
無限に続くアップダウン地獄&激向かい風
後半マジヤバイ
和歌山なめてました…
海岸線の急なアップダウン。
遠くの方まで見える坂道。
下りは爆風向かい風で20km/h出るか出ないかくらい…
なぜ、休みの日にこんなバツゲームを進んでしているのか頭が追いつかないよ。
フィニッシュは和歌山攻め(無限アップダウンと向かい風のこと。今命名。)を一緒に走ったフロントシングルの人とディスククロスの人の計三人でフィニッシュ。
本当ならそのまま輪行して帰る予定でしたが、右足が痛すぎて急遽一泊。
くしくも去年宿泊したラブホテル風ホテル(笑)
んー、今思い出しながら書いていますが、辛かったのに楽しい思い出ばっかり出てきます。
今年はプライベートが忙しくて、結局600kmのブルベしか走れずでSRならずでした。
とりあえず今年は来週開催の泉佐野200でフィニッシュです。
プライベートもとりあえずは落ち着いてきたのでじわじわと書いていきます。
BRM112和歌山600②
有人チェックの高見山を越えて、昨年落車した場所に差し掛かります。
慎重に下っていて気づきました…
落車する原因とかどこ??
路面状況も良く、急カーブも無く(何ならこけた場所はストレート)
落車の原因は路面では無く自分の慢心と未熟なスキルと言う事に気づきながら下りきり無事生還(笑)
しばらく進めば道の駅飯高があるので、昼はそこで食べようと思い少し雨が降る中を走ります。
少しだけと思ったら全然着かない…。
後で距離を見たら高見山から30km近く離れてたんですね…
道の駅飯高に到着し、松坂牛うどんと、こんにゃくにシャリをはさんだお寿司を注文。
ご飯屋さんはテーブル会計方式を死守したい様で他のランドナーとの相席を頑なに拒否され、待っている人がいる中1人でテーブル席(笑)
甘辛い肉の味付けが美味しかったです。
松坂牛使わなくてもいい気もするけど
お昼を食べて一息付いて再出発…が、雨が少し強めに。
他のランドナーは着々と雨装備になっていますが、今までの雨ブルベに比べれば自分の中では小降りだったので、モンベルのストームクルーザーだけ着て出発。
レインパンツはホームセンターの安物なので、履くとかさばって無駄に体力を消耗してしまうので、サドルバッグで待機してもらいます。
1月12日PM12:50 163.5km・PC2到着
休憩にグルメに色々としたので、約8時間で160kmぐらいという、早くも無く遅くも無いタイムで到着。
道中でもミニアンパンを食べながら走っていたので、補給・休憩もそこそこにスタート。
仮眠の時間を少しでも作るにはもう少し余裕が欲しい。
前回はグルメどころでは無かったので、今回は赤福食べたいなぁとか思いながら、街中を走り、赤福前に着くも長蛇の列…
並ぶ気もなくなりボチボチ街中を走ります。
信号待ちが多いので他のランドナーともトレインを組みつつ進みます。
トレインの中にはフロントシングルでリアは10速Wレバーの変態剛脚の方も…
自転車の性能の違いが走力の決定的差では無いことを教えられます(笑)
1月12日PM15:00 200.0km・PC3到着
200kmを10時間30分…まぁ…早くも無く遅くも(略)
このPCで、自分が尊敬してるランドナーを発見。
自分よりも早く到着し、タバコを一服…
ロードバイクは心肺のスポーツじゃないのかと自問自答。
早い人とか乗り込んでる人は何しても早いんですね(笑)
ミニアンパンを補充しようとするもミニアンパンが無かったのでミニ玉子パンを補給。
塩っ気も欲しかったのでちょうど良い塩梅に。
ここから先も特にトラブルも無くボチボチ進みます。
日も暮れかけてきて、晩ご飯をどうするか考えていると知り合いのランドナーがたまたまいて、「この先に鯛ラーメンの店があるよ!」と教えていただいたので、一緒に食べることに(^^)
「ありすえ」と言うラーメン屋さん。
鯛出汁のラーメンに焼いた鯛とほぐした鯛…
ご飯までセットで付いてきて最後はスープをかけて鯛茶漬けに…
疲れた身体に染みわたる…
鯛ラーメンを食べながら、昨年の自分のリザルトを何の気無しに見てみようとスマホをポチポチ…
!?
去年ならもう次のPC着いてる時間!?
シンプルにビックリしました(笑)
一緒にラーメン食べてた人が気を使って「先に行って良いよ」と一言…
「しんどいから、串本あたりまで行って、電車に乗って帰ろかな」と言いながら自分を見送ってくれました。
何か人の善意につけこんだ様な気がしながらも一人再スタートです。
1月12日PM19:40 273.9km・PC4到着
んー…自分が遅い方だからなのか、和歌山ブルベの特徴なのか、PBPイヤーだからガチ勢しかいないのか、ランドナーの少ないPCに到着。
コーヒーを飲んで少し休憩。
次のPC前には登りが少しあり、距離も60kmちょい。
焦らず急いでパパっと走ります。昨年にくらべ1時間のペースダウンなので、内心焦りまくってます。
途中のトンネルでヤンキーがバイクをブン!ブン!して響いてむちゃくちゃうるさかったりしましたが、何とか次のPCに到着。
1月12日PM23:34 338.8km・PC5到着
勝三屋という渡船の民宿?みたいなところで仮眠所兼PCです。
受付を済ませ、今回は落車しませんでした!と笑顔でスタッフに報告(笑)
ドロップバッグを受け取り、頼んでいた弁当を食べ、シャワーを浴びて数時間の仮眠。
去年はここでリタイアしたことや、前回の600kmは寝落ちでタイムアウトしたなと考えながらアラームをセットしまくって仮眠します(笑)
BRM112和歌山600km①
2019BRM112和歌山600紀伊半島1周Reverse走ってきました。
2018年は前半の下りで落車し、落車の原因を周囲には誤魔化しDNFという結果でした…
そこから先はDNFとDNSの連続。
負け癖?逃げ癖?を払拭するためにも大事なブルベなわけです。
結果は38時間40分くらいで完走しました(^^)
今回学んだこと
・補給の大事さを良い意味で体感
・アンダーウェアの大事さを良い意味で体感
・グルメを楽しむのはキツイ
・早い人はタバコ吸ってようがクロスに乗ろうが早い
・ロキソニン、大事。
一番伝えたいのは、そう、ロキソニンです。
ドラッグストアがあっても薬剤師が不在ならロキソニンは買えません(笑)
今回500km地点くらいで左アキレス腱を痛めてしまいました。
市販の痛み止めで何とか完走しましたがロキソニンは最後の切り札としてあったほうがいいですね。
1月12日 AM4:30 スタート地点和歌山マリーナシティ
スタート地点の目の前にホテルを取っていたので、ブリーフィング開始直前の4時頃到着。
今回は40名程の参加者。
見慣れた変態集団です。
参加者の中には知り合いも数名いたので少し談笑し、車検を終わらしてスタートです。
今回の走行プランはとりあえず無事故で完走。
下りは特に慎重に、です(笑)
序盤は特にアップダウンも無く、陽が昇らない和歌山市内を走り続けます。
早くもなく、かといってそれほど遅くもない、中途半端なスピードなので
グループになったり単独になったり…
最初のPCに着く頃には夜が明けてきました。
1月12日AM7:10 60.5km・PC1到着
クローズが8時半頃なので、とりあえず1時間の貯金に成功。
飲むヨーグルトを飲んで少し柔軟して再スタートです。
今回は今までの失敗から改善し、成功した点がいくつかありました。
こまめな補給 のためにフレームバッグにミニアンパンを入れておき、数時間おきに食べる作戦です。
コンビニで売ってる4個100円くらいのアンパンを食べながら走る事で、吐き気や眠気、体の震えが今回はありませんでした(^^)
冷静に考えたら、そんなにまでして自転車乗る必要無いんですけどね~(笑)
次の通過チェックまでは。ゆるゆると山の中を走ります。
しばらく登るとトトロをサドルバッグにくくり付けたランドナーを発見。
少し談笑していると少し先に突き立ての餅を売ってる場所がコース上にあると言う情報をゲット!
…これはグルベ(グルメを楽しむブルベ、略してグルベ)をするしか無い!
山奥でお婆ちゃん達がひたすら餅を作る…ナイスカオスな場所です(笑)
目の前でドン!ドン!と餅を作ってます。
1個100円くらいで突き立ての餅をいただきました
写真を撮るのも忘れるくらい一心不乱に食べて自販機のコーヒーで一服。
リフレッシュできたので、次の通過チェックに向けて走ります。
1月12日AM10:20 114.4km・通過チェック到着
有人チェックの高見山のパーキングです。
天気は清清しいほどの曇天。
雪降ってきてるし。
自分が到着した時はまだ雪が降り始めた頃でしたが、後続の方の話を聞くと「吹雪の通過チェックで人が立っていた」とか…
そして前回はここの下りで落車して、初めての脳震盪を経験しました…
スタッフの方は去年と同じだったので、「下り怖い!次こけたらほんま無理!トラウマやー!」と冗談を言いながら少し休憩。
今回はこの下りを下りきることが、完走よりも大事な意味を持っている…的な巨大な敵に立ち向かう感を自分の中で考えながら慎重に下ります…
Knog plus のインプレ
最近めっきり寒くなりました。
…PCの前で色々考えてますが、文章が出てこないので本題にいきます。
オシャレでポップなグッズを作ってるKnogの新発売のフロントライトplusを購入。
常時点灯は2時間で、点滅が無駄に4パターンの計5パターンあります。
持ち時間は点滅の種類によって変わります。
使った感想を。
表から
シュッとしてます。
「シュッとしてるな~」と言う褒め言葉は関西ローカルらしいですね。
裏から&USB接続部分
写真の右のやつはブラケットとゴムです。
ブラケット部分とか
良い点
-
スタイリッシュな見た目
- デイライトや夜間の市街地では十分な性能
悪い(気になる)点
- メインで使える程明るくない
- むしろ「メインで」とか以前に前照灯として明るくない
このライトが向いてる人
- ライトが必要な時間(夜間等)は街灯のある場所しか走らない人
- 余計なものを付けたくない(目立たせたくない)人
- 街乗り
- シュっとした見た目が好きな人
向いてない人
- 夜の峠を、これ1本で攻めたい人
- メインの点灯ライトとして考えている人
明るさの雰囲気を写真で撮りました
上の写真がライト無しです。
点灯がコチラ
この優しさで照らしてくれます(^q^)
ノグのプラスは、1本2~3,000円程度のUSBライトです。
夜の山とかを攻めるには、この価格帯のライト1本では力不足な気が。
正直、キャットアイのVOLT200の方が明るいと思います。
最近の電動ママチャリのライトの方が眩しいです(笑)
ライトとしてはボロカスに書いてますが、このライトが他のライトの追随を許さない点が1点あります。
ハンドルにつけた時のフィット感
これです。
このCOOLなフロントビューです。
この、ハンドルの、センターにっ、ライト、が、クるんです(゜∀゜;)
このシンプルさと、どことないレトロポップ感。
「ライト付けてます!」感がほとんど出ていないこのフューチャー感。
knogのベルoiも付けるとICE COOLなハンドル周りの完成です。
もちろんこの文章も真顔でキーボード叩いて入力してますよ。
正直ね、このライトに明るさとか求めてないんです(笑)
日没後は市街地(街灯のある場所)しか走らない時はこのライトで十分です。
常時点灯はほとんど使いません。
点滅で周囲にアピールできれば良いんです。
フォークに付けると振動で取れるというインプレも見受けますが、ハンドルバーへの装着では今のところ問題なしです。
ハンドルバーに付けた見た目がステキ過ぎて、マイナス面が全部吹き飛びます(笑)
道は街灯が照らしてくれるし、そもそも強力なライトが無いと危険な速度で市街地を走る方が、危ないと思います。
あ、法律的には常時点灯じゃないとダメですよ(`∀´)
BRM1020神戸600
フォトポイントの枡水原
今年最後のブルベ…今年のSRがかかったブルベ…
なんとか完走して、良い2018年にしたいなと思い参加してきました。
コースは神戸~大山~米子~蒜山~岡山~神戸の600km
今回は320km地点あたりの米子に仮眠所(ビジネスホテル)+セルフドロップバッグ(ホテルに荷物を送るだけ)を事前に準備。
ブルベ小慣れ感を演出、シャワー浴びて仮眠してスッキリと完走する予定でした。
仮眠所で寝坊してタイムアウトという予想外の展開に。
ブルベ中の仮眠で、初めての個室でお布団と言うシチュエーションに緩みきっていたんでしょう(笑)
当初の予定では仮眠で貯金を一気に使い、最後の山場の蒜山を越えて…と目論んでいたんですがねぇ…
夜の0時スタートなのでスタート場所のHAT神戸には変態ランドナーがゾロゾロ。
神戸の山間を走り日本海に向かいますが、昨年の600kmと同じルートを一部走って、少し懐かしい気分に。
来年のPBP参加するとか言ってた人もいたなぁ。
フォトポイントの不動院岩屋堂
数キロ通過してしまい引き返しました。
思った以上にクソえげつない斜度&距離の大山にて。
可愛らしい牛?のオブジェ。
大山の今回のコースは標高1,200mくらいで自分にはかなりキツイ。
あまり休憩も取らずに登ったこともあってヘロヘロに。
自販機が見えたので休憩しようとすると、足元から嫌な音が…
大山でパンクです\(^q^)/
最近ロングライドに行く度にパンクしてるので、パンク修理はお手の物!(笑)
他のランドナーに心配されながらも、パンク修理兼休憩をして出発。
大山を下ってからはほぼ平地です。
早いところ仮眠したいので、平地は周りに気をつけながらも飛ばします。
300km地点あたりの米子の鬼太郎ロード。
午後6時半頃で周りはもう真っ暗に。
意外に小さめの妖怪達を後にして、べた踏み坂を越えてPCに到着。
コンビニの外に出ると自転車が猫に囲まれていました('・ω・`)
大山越えて300km走った後も体は元気で、平地では25~7km/hで巡行します。
少しコースから外れたビジネスホテルに20時前にチェックイン。
22時半頃に出れば間に合うと予想し、シャワーを浴びて各種バッテリーの交換。
シャワーの気持ちよさに嬌声をあげ(笑)布団に包まれて仮眠、そしてタイムアウト…
星占いで『今年は10年に1度のラッキーイヤー!!』みたいなの書いてたのに落車するわ寝過ごすわ…
とんでもないラッキーイヤーですな('・ω・`)
11速手組ホイールのインプレ②
このブログを書いている今、オダックス近畿15周年の1,000kmブルベが開催中です。
思えば去年の1,000kmブルベから1年…
来年はPBPがあるから1,000kmブルベは無いのかな?
年明けからPBPに向けてSR取得のためにガチ勢が爆走するでしょうから、ぼちぼちやってこうかなと。
最近ブルベ以外ではもっぱら手組みホイールを使っています。
スポークが多い方がクロモリっぽくて好みなんです(笑)
今回は11速手組みホイールに実際乗った完走を書いてこうかと。
今回のブログはいつも以上に主観+不確かなソースです。
話半分、ゆるい感じで見てください(^q^)
11速手組みホイールに乗って感じたこと。
・やっぱり軽いは正義
・テンション差?普通に乗れます。
・振動吸収性はすごい。重いけど。
大体こんな感じです
軽いは正義
ホイールの軽さの話でよく聞く話が
「ホイールの総重量より、外周(リム)の重さが大事だよ」説。
聞いていれば確かに外周の方が遠心力かかりそうです。
なんならスポーク数が多い方が剛性も上がってよく進むってゴキゲンな話も聞きます。
実験してみました
■手組みホイールのプロフィール
リム:KINRIN XR-19W(約410g)
スポーク:DTの…普通のやつ(笑)前後32本
ハブ:6800アルテグラ
重量前後で1,740g
リムハイトは20mmくらいだった気がします。
大体前が700gくらいで後ろが1,000g越えです。
クラシックな雰囲気がエロイです(゜∀゜)
※写真は重装備ですが、普段はもっと軽装です(笑)
■比較の完組みホイール
ノバテックジェットフライ
スポーク:前20本・後ろ24本
リム重量は非公開(?)ですがどっかのサイトで450gは越えてると。
前後重量で1,435g
完組みと言っても首折れスポークなので、ガッツリ完組みとも言いにくいですが。
ホイール重量では完組みが300g近く軽量ですが、リム重量は30g手組みが軽量。
ネットの説が正しければ手組みの方が進むはずです。
リム重量30gの差はホイール重量300gの差をカバーできるのか?!
結果…
外周とか関係ないです。軽い方が楽に進みます(笑)
細かく言うと「リム重量30gの差ではホイール重量300gの差をカバーできない」になるのかなと。
平地
手組みで25km/hくらいで巡航する感じで完組みで走ると27km/hくらいすっと出ます。
漕ぎ出しの軽さとか、正直解らんし(笑)
登り
圧倒的完組みホイールの圧勝(笑)
関西のヒルクライムのメッカ、十三峠と六甲山(逆瀬川ルート)を登りました。
途中で腰が痛くなる(笑)
重量増で漕ぎ方を考えないと体へのダメージがヤバイです。
振動吸収性
手組みの圧勝です。
クロモリ+手組みはすっごいスムージーでマイルドです。
空気圧は同じくらいでも、手組みの方が乗りやすいです。
普通のロングライドでは、峠のキツさを入れても手組みはありだと思います。
ブルベだと話は違います。
最短でも200km。日本国内ならほぼ確実に登り要素があるコース。
200km~300kmを越えたあたりから引きずられる様な重さが急に襲ってきます。
手組みと完組みを無理やりRPGの装備で例えたら
振動=ダメージ
完組み⇒防御関係のアビリティ・スキル無し。良い奴は良い!
手組み⇒ダメージを軽減するバリヤーあり。毎ターン毒状態。
ターン数(距離、または時間)が増えれば増えるほどバリヤーで軽減したダメージを超えるダメージが蓄積する可能性も…みたいな感じです(笑)
じゃあ手組みの良さって何?!ってなりますが、個人的には
・見た目の良さ(好き嫌いはありますが)
・完組みより安価。
・振動吸収性は比べ物にならないくらい手組み!
・(ショップが近いor技術があれば)修理が安い。
後は各パーツが安いのでトレーニングにもってこいかと。
たまに完組みのると全然疲れない・ヤバイ(笑)
レーシング3かゾンダ以下の値段でシマノの完組みが嫌!な人にはオススメな気がします。
長くなってしまったので今回はこんな感じで。
あくまで個人の感想です。
手組みホイールを叩いている様なブログですがブルベ以外は大体手組みに乗ってます。
何なら手組みホイール2つ目を購入
アルミでリムハイト42mm
リム片方で600gオーバーの男気ホイールです(笑)
男気ホイール、別名ツールドフランス養成ホイールと手組みホイールについては後日